株が10倍の価値になるとは何を意味するか?

2018-10-10
カテゴリー: 富の豊かさ

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方という本を読んだので紹介。

四季報に興味があったので買ってみました。

派手なタイトルだけど内容はいたってまじめで、データや四季報のコメントを元に企業の成長性や「カタリスト」を意識して10倍成長する株を見つけるといういわば「論理的宝探し」の指南書といった印象。

作者は野村證券で資産コンサルティング・日本株セールスとして活躍する中で上司にいわれて会社四季報を読破し始め、それ以来20年以上の継続中で、80冊以上を読破したというツワモノです。

「Mr.マーケット」に踊らされるのではなくしっかり自分で分析して納得のいく株を買って儲けていきたい。リスクを恐れたり盲信するのでなくリスクは管理してしっかりと稼いでいきたいという人にぜひオススメです。

内容はテンバガー(株価が10倍になること)を実際に達成した企業に共通したポイントをケース・スタディも通しながら考察していくもので、自分たちが参考にすべき教訓や注目すべき指数などについて学べます。

具体的にどの指数を見たらいいかや、スクリーニングの使い方、テクニカル分析にも触れている部分も参考にしたんですが、
本当に価値があるのはそうしたテクニックの部分よりも、実際にそうした数値がなにを意味しているのか。
またどうしてそれが重要なのかといった点について納得のいく説明がなされているところにあると思う。

また様々な「常識」というか流行りというようなものへの疑問も呈している部分もおもしろい。

たとえば「PERが高い株は割高だから手を出してはいけない、というのは本当なのか?それだけ稼げる可能性があるという期待であり、これから大成長する可能性が実際にある場合もあるのでは?」というような。

もちろん、だからといって「これが高い/低いから買い/売り」といった単純なものではなく「PBRが高いということは何を意味するのか、他の指標を見た時や定性的要素も参考にした場合どういう判断になるのか」といった冷静な分析をするのも忘れないようにしてていいなーと。

また、時価総額を意識するということの大事さを認識させられました。

たとえばすでに2兆円の時価総額のYahoo! Japanの株が10倍になったらTOYOTAと同価値の会社ということになるが、果たしてそうなることの現実性はどれくらい?

また、日本の携帯キャリアがAppleより価値がある会社になるだろうか?など。

投資コンサルタントとして四季報を20年以上読破し続けて実際に自分でも投資をされてきた方ならではの哲学を学ぶことができ、またテクニックの面も参考になる部分がありました。

10倍、100倍になる株って普通に結構あるんですよね。

もし100万円の投資が2回10倍になったら1億円で、後は利回りだけで生活できるようになるわけで…

企業分析が宝探しみたいで面白くなり、挑戦してみようかなーという気になりますよ!

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