マルチタスクの神話

2019-03-29

人はマルチタスクは本当はできない。
やってるのは「タスク・スイッチング」。

いくつも同時進行でやっている「気がしている」ときは、実際は複数の対象に注意が行ったり来たりを高速で繰り返している状態。
これではとても集中しているとは言えない。

一度集中をそがれると、再び集中状態に戻るのに45分かかると言われている。
そしてこの集中を阻害するのには、一瞬メールを開いたり、隣の人に話しかけられただけでも十分なのだ。

だから何か重要なことに取り組むときには、他のことは一切無視してメールに返事するのはあとでまとめてやらなくちゃならない。

車は走り始めが一番ガソリンを減らすし、エアコンもつけた瞬間が一番電気を食う。
マルチタスクをしているとすごく疲れるし、おかげでとても生産的になっている気がしてしまう。
オフィスのみんなも褒めてくれる。「あいつあちこち走り回ってすごい頑張ってるな!」って。

けどこれでは実は生産性とは真逆の道をいっているし、どんどん注意力や幸福感が削られていくばかり。

もう一つ例をあげよう。

洗濯物をするときに

  1. 一枚ずつ洗って、一枚ずつ乾かして、一枚ずつ畳んで、一枚ずつタンスにしまってから、次の洗濯物にとりかかるか
  2. ある程度溜まったらまとめて洗って、まとめて乾かして、まとめて畳んで、まとめてタンスにしまうか

どちらが効率がいいだろうか?

極端かもしれないけど、もし僕たちがメールやラインのメッセージを受ける度に開いて確認して返信までしていたら、まさに一枚ずつ洗濯をしているのと同じこと。

今すぐマルチタスクの神話を捨てて、本当に必要なことだけを終わらせよう。

本当に必要なことを見極めるために
80対20の法則:少ないほどいい。
やらないことリスト:1日の活動時間が倍に増える4つの法則

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