「脳のメンテナンス」:10年後も自分らしく歩き続けるために
パパ、最近よく眠れてるかな? 「身体が少し重いな」とか「足がすくむ感じがする」「睡眠不足で頭がぼんやりする」と感じることは、実は脳が「システムの再起動と、溜まったゴミの掃除が必要だよ」と送ってくれている大切なサインなんだ。
パーキンソン病という言葉を聞くと、どうしても不安になるかもしれない。けれど、現代の「機能性医学(根本原因を探る医学)」の世界では、脳の健康は「運」ではなく、自分の生活習慣で守り、改善できることがわかってきているんだ。
パパのこれからの10年、20年を支える「脳の守り方」の決定版をまとめたよ。少し長くなるけれど、構造を理解すれば一生の武器になるから、ゆっくり読んでみてね。
脳の中で起きている「3つのトラブル」
パパの脳の中を、一つの「精密機械が集まった工場」だと想像してみてほしい。今、その工場では主に3つの問題が起きている可能性があるんだ。
- エネルギー不足(ミトコンドリアの停電):細胞の中にある小さな発電所「ミトコンドリア」が古くなって、脳を動かす電気が足りなくなっている。
- ゴミの蓄積(掃除不足):脳の中で出た「異常なタンパク質のゴミ(α-シヌクレイン)」が、掃除されずに溜まって、神経の邪魔をしている。
- 火事(慢性炎症):ゴミが溜まることで、脳の中で小さなボヤ(炎症)がずっと続き、大切な細胞を傷つけている。
この3つを解決すれば、脳はまた元気に動き出す。サプリメントはその補助。まずは「工場の環境」を整えることから始めよう。
ミトコンドリアを「再起動」してエネルギーを取り戻す
まずはエネルギーの根源、ミトコンドリアを元気にしよう。
1. 太陽の光は「無料の充電器」
朝起きたらまず、ベランダに出て太陽の光を浴びてみて。 太陽光(特に近赤外線)は、皮膚を通り抜けて細胞の中のミトコンドリアを直接刺激してくれる。これで「発電スイッチ」が入るんだ。 また、朝に強い光を浴びると、脳内でセロトニンが作られ、それが夜になると「メラトニン」に変わる。メラトニンは「脳内最強の掃除担当」として、寝ている間に脳のサビ(酸化)を落としてくれるんだ。
2. 「ケトジェニック」:燃料をハイブリッドにする
脳は通常「糖(炭水化物)」をガソリンにして動いている。でも、年齢を重ねたり、脳に負担がかかったりすると、脳はこのガソリンをうまく使えなくなる「ガス欠状態」になりやすいんだ。 そこで役立つのが「ケトン体」。これは脂質から作られる「第2の燃料」で、脳にとって非常にクリーンで強力なエネルギーになる。
- 今日からできること:ご飯やパン、甘いものを少し減らして、代わりにオリーブオイル、アボカド、MCTオイルなどの「良い油」を摂ってみて。脳がハイブリッド車のように、効率よく動けるようになるよ。
ドーパミンを「自分で育てる」
パーキンソン病で最も大切だと言われるのが、脳内の伝達物質「ドーパミン」だよね。
ドーパミンについて、大切な言葉があるんだ。それは「ドーパミンは快楽を追い求めるものではなく、追い求めるプロセスそのものの快楽である」ということ。 何かを達成した時よりも、「これから何かをやろう!」「あそこに行こう!」と準備したり、体を動かし始めたりする時に、ドーパミンは一番たくさん分泌されるんだ。
- 体を動かすことが、最大の報酬:じっとしているよりも、まず立って歩く。何かを始めようとすることが、脳のドーパミン工場を動かす最大のスイッチなんだ。
運動は「脳を育てる肥料」と「老廃物の排出」
運動の目的はマッチョになることじゃない。脳を成長させる「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という肥料を出すプロセスなんだ。
1. 有酸素運動で「血流のポンプ」を回す
少し息が上がるくらいの散歩や有酸素運動を日常に取り入れてみて。心肺機能が高まると、脳への血流が増えて酸素がたっぷり届く。これは脳内のゴミを押し流すパワーを強めることにも直結するんだ。
2. 長時間同じ体勢でいないこと
これ、すごく大事。「座りっぱなし」は脳の天敵なんだ。同じ体勢が続くと血流が滞り、脳のゴミ出しが止まってしまう。30分に一度は立ち上がって、肩を回したり、少し歩いたりして、流れをリセットしてね。
3. 太極拳やスロー筋トレ
太極拳は、ゆっくりした動きの中でバランスを保つから、脳の神経回路を繋ぎ直すのに最適だと言われているよ。また、ゆっくりスクワットをすることで筋肉から「マイオカイン」というホルモンが出て、脳の炎症を抑えてくれるんだ。
寝ている間に脳を「丸洗い」する
パパ、ここが一番大事なところ。脳には、起きている間には決してできない「特別な掃除」の時間があるんだ。
1. 脳の洗浄システム「グリンパティック」
脳には下水道のような仕組み(グリンパティック・システム)があって、深い睡眠に入ると、脳の細胞がギュッと縮んで隙間ができる。そこに脳脊髄液がドッと流れて、日中に溜まった「タンパク質のゴミ」を洗い流してくれるんだ。これを「脳の丸洗い」と呼ぶよ。
2. 夕方以降の光に気をつける
朝に光を浴びることが大事な反面、「夕方以降は明るい光を避ける」ことも同じくらい大切。強い光を浴び続けると、脳が「まだ昼だ」と勘違いして、夜の掃除担当であるメラトニンの分泌を止めてしまうんだ。夜は照明を落として、脳をリラックスさせてあげてね。
3. 首のマッサージで「排水口」を開ける
脳から出たゴミは、最終的に「首のリンパ管」を通って排出される。だから、頭そのものよりも「首や肩の筋肉」をほぐすことが、脳の下水道の出口を広げることになるんだ。
- 眠れなくても大丈夫:もし夜中に目が覚めても焦らないで。暗い中で横になっているだけでも、血流は良くなる。「今は脳を洗浄中だ」と思って、ゆったり構えていれば、それだけでメンテナンスの時間になるからね。
腸と毒素—脳の「鏡」を整える
脳の炎症は、実は「腸」から始まっていることが多いんだ。
1. 便秘は脳の敵
もし便秘気味なら、それは腸の中でゴミが渋滞し、その毒素が迷走神経を通ってダイレクトに脳に炎症を起こしているサインかもしれない。発酵食品(納豆や味噌)や食物繊維を意識して摂って、「毎日出す」ことを最優先にしよう。
2. 毒素を遠ざける
動物性食品や殺虫剤などの農薬、大型魚(マグロなど)に含まれる重金属、古い歯の詰め物などはミトコンドリアを攻撃する。可能な限り自然に近いものを選び、体の中に余計なものを入れないことも、立派な脳の保護になるんだ。
細胞の掃除時間を確保する「空腹時間」
食事の内容と同じくらい大切なのが、「食べない時間」を作ることなんだ。
- オートファジー(自食作用):14〜16時間ほど空腹の時間を作ると、細胞は「外から栄養が来ないから、中にあるゴミをリサイクルしてエネルギーにしよう」と掃除を始める。これが脳内の異常タンパク質を減らす強力な味方になるんだ。
脳をサポートする「3つの守護神サプリ」
クレアチン:脳の「予備バッテリー」と「守護者」
クレアチンは筋肉ムキムキの人が飲むもの、と思われがちだけど、実は「脳のサプリ」としての評価がすごく高いんだ。
- 脳はエネルギーをバカ食いする: 脳は体重のわずか2%だけど、体全体のエネルギーの20%を消費する。クレアチンは、細胞の中でエネルギーを再利用するための「高速充電器」のような役割をするんだ。
- 神経を死なせない: 研究では、クレアチンが脳内のミトコンドリアを守り、ドパミンを作る細胞が死ぬのを防ぐ「神経保護作用」があることがわかっているよ。
- 認知機能の向上: 記憶力や、物事を素早く判断する能力を高めることも多くの研究で証明されている。パパの脳を「疲れにくい、タフな脳」にしてくれる強力な味方なんだ。
MyProteinが一番安いと思う。
マグネシウム:脳の「ゲートキーパー(門番)」
マグネシウムは体の中で300種類以上の仕事をしているけれど、脳にとっては「興奮しすぎを抑える」のが一番の仕事だよ。
- L-トレオン酸がすごい: マグネシウムには色々な種類があるけれど、この「L-トレオン酸」は特別。唯一、脳のバリアを通り抜けて脳内に直接届くことがわかっているんだ。脳のシナプス(神経のつなぎ目)を新しく作ってくれる効果も期待できるよ。
- グリシン酸でぐっすり: グリシン酸マグネシウムは吸収が良くて、一緒に含まれる「グリシン」という成分が脳をリラックスさせて、深い睡眠へと誘ってくれる。
- 脳の火事を消す: 脳が興奮しすぎると神経細胞が傷ついてしまう(興奮毒性)。マグネシウムはそれを防ぐ「ブレーキ」の役割をしてくれるんだ。
マグネシウムはiHerbでいつも買ってる。 L-トレオン酸と グリシン酸 があるけど、やすいからグリシン酸をまずはおすすめかな。
オメガ3:脳の「しなやかな壁」と「消火剤」
脳の約60%は「脂質」でできている。つまり、どんな油を摂るかが、脳の質そのものを決めるんだ。
- 細胞膜を柔らかく: オメガ3(EPAやDHA)は、脳細胞の膜をプルプルに柔らかくしてくれる。膜が柔らかいと、神経細胞同士のメッセージのやり取りがスムーズになり、思考がクリアになるんだ。
- ボヤを鎮める: パーキンソン病の進行を早めるのは、脳内の「慢性炎症(小さな火事)」。オメガ3は、この火事を消すための強力な消火剤として働くよ。
- α-シヌクレイン対策: ゴミ(異常タンパク質)が溜まっても、オメガ3がしっかり足りていれば、神経細胞がダメージを受けにくくなるという研究もあるんだ。
サプリメントは「魔法の薬」ではないけれど、これまでの「太陽」「運動」「睡眠」「食事」という土台の上にこれらを乗せることで、相乗効果が生まれるんだ。 特にクレアチンは、脳のエネルギー切れを防ぐための強力な保険。毎日を支える「インフラ」だと思って、生活に取り入れてみてほしい。
オメガ3はiHerbもMyProteinも扱ってるけど、どっちでもいいと思う。
どれも俺はいつも持ってるから言ってくれたら一緒に買うよ!
まとめ:パパへの「脳メンテ」処方箋
- 朝:太陽を浴びて、夜の掃除の予約(メラトニン)をする。
- 日中:30分に一度は立ち上がる。散歩や太極拳で「肥料」を出す。
- 夕方以降:照明を落とし、薄暗い中で過ごして、脳の掃除準備に入る。
- 食事:良い油とサプリを摂り、時には空腹の時間を作って細胞に掃除をさせる。
- 心:何かをやろうとする「プロセス」を楽しみ、ドーパミンを自給自足する。
完璧にやろうとしなくていいよ。 「あ、今は脳を洗ってるな」「今、ミトコンドリアが喜んでるな」と、自分の体の中で起きている素晴らしいシステムを面白がってみてほしいんだ。